「できん・・・創作落語やれ、言われてもどうしたらええかわからん」
喜代美(貫地谷しほり)が奈津子(原沙知絵)さんに訴えます
「喜代美ちゃんが面白いと思うことを書けばいいねん、喜代美ちゃんには才能あると思うなー。師匠さんもそれをわかってるんや」
★★★
小浜では・・・
「おかあちゃん、おばあちゃんはいつ帰ってくるんやろか」と正平・・
正典さんは「正平、塗り箸やってみる気ないか??」
そこへ、糸子さんから電話
「しばらく帰れそうにないんや・・」
草若師匠が突然、かえってきました・・
「師弟落語会で、喜代美に負けられへんさかい、練習せねば・・」
草々さんは
「落語会は中止です!!」・・倒れる師匠
★★★
病室で、
小草若さんは
「なんで師匠の病気に気がつかなかったんや・・」
草原さんは
「だれのせいでもない、これからのことを考えよう・・・」
★★★
磯七さん「人の死ぬことの最大の不幸はなんやかわかるか??年月がたって、亡くなった方の、技術がなくなってしまうことに気がついて・・・すべて灰になってしまった・・と悟ったときや・・・」
★★★
台所で、喜代美がぼーっとしています・・
「おかあちゃん、ワタシやっぱりできん、こんなときに落語つくれない、笑い話つくれない・・・」
正典さんと正平くんがやってきました・・・
「なんや電話の様子が気になって・・・」
小次郎さんも・・・
「なっちゃんから草若師匠のことを聞いて・・」
★★★
病室には小梅さんが・・・
草若師匠は「キレーな人が来たなと思って目が覚めました・・」
小梅さんは
「正太郎ちゃんは、若狭塗りおはしの職人でした。昔ながらの職人は減ってます。正太郎ちゃんは、朝から晩まで塗り箸作って、ある日突然倒れて、その日のうちに亡くなってしまいました。なんで気がつかなかったんだろうと長い間後悔しました・・男ゆうもんはそれぞれ譲れないもの抱えて生きてますのやろな・・でも、なによりも師匠の命を大事に思ってるもののことも考えてください・・・」
「師匠が伝えたいもんは、師匠を大事に思ってる人が立派に受け継いでいきます。5人もおりますがな」
そのとき師匠はほっとした顔をしていたと何年かたって小梅さんが喜代美に話してくれました
★★★
ちりとてちん第107回「お前より先にオレが死ぬのは順番や・」
ちりとてちん第106回「陽気なお囃子に送られて、地獄までの道を歩いていきたい」
(02/05)ちりとてちん第105回「常打ち小屋を作りたい」
(02/04)ちりとてちん第104回「生きている間にやらなあかんことがあります」
今週のちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」
先週のちりとてちん第18週「思えば遠くへすったもんだ」