落語家になると決めた喜代美(貫地谷しほり)
1993年、松が空け、正典と糸子が正装をして(糸子さんの着物姿、素敵でした・・)草若師匠の元を挨拶に訪れます・・
「このたびは弟子にしていただきありがとうございます。挨拶代わりに・・越前ガニ・・です・・・」
びっくり仰天の一同を前に、糸子さんは続けます・・
「他でもない喜代美です・・こんな子をなんで引き受けてしまったんどあろうと思う日が必ず来ます・・そんなときは、越前ガニもらってしまったなーと思い出し、どうかこらえてやってください・・」
続けて
「お月謝はいかほど??」「入会金は??」と質問する、糸子さん・・
「この越前かにを買うために、お父さんは寝る間も惜しんで塗箸を作り、おばあちゃんは三味線のお稽古の掛け持ち、小次郎さんは貝殻を拾ってきて、道端で売って・・おかあちゃんは小次郎さんのサクラや・・」と、落語家相手に漫才のようなお話しを続ける糸子さん・・
草若師匠は「一人前の落語家になれるかどうかは本人次第です」そして「3年間の内弟子期間中は、家賃も報酬もいただきません・・落語はみんなのものです・・何百年もの間、口から口へと伝えられてきたものです。お金をとって教えるものではありません・・」
帰り道、正典さんと糸子さんはしみじみ「あかの他人に飯くわせて、落語を教えて・・親父もそうやったんやなー」「草若師匠が喜代美のお父さんになるんやねー」と少し寂しい気持・・・
★★★
翌日から喜代美の内弟子生活が始まります・・内弟子の仕事は、掃除から・・・家事全般をしなければならないとわかった喜代美・・・なぜ????と疑問符ばかりが頭に浮かぶのでした・・・
★★★
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★★★
◆連続テレビ小説「ちりとてちん」 http://www3.nhk.or.jp/asadora/