ちょっといい加減な掃除をした喜代美を見つけて草々兄さんは「人が見てないときこそしっかり掃除せないかん・・いやいや掃除されても気分悪いだけや・・」
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その頃、小浜の喜代美の実家では祖母の小梅(江波杏子)が「ぎょうさん笑っていきていこうと思ったら、ときにはぽーーーんと飛ばねばならないときもあるのかも知れませんなーー」と言いながら、家族がひっくり返る報告をします・・それは・・・
第53回「好きなことをやり通すためには・・
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居酒屋「寝床」にA子こと清美(佐藤めぐみ)がやってきます・・
おかわりやおつまみの気配りを働く清美に、喜代美は「ワタシがやっと見つけた居場所に来んといて・・」と叫びます・・
草々兄さんはそんな喜代美に「お前はほんまに自分のことしか見えてないんやなー。お前は落語家に向いてへん・・落語なんてやめてしまえ」と怒鳴ります
喜代美は「空気を悪くしてすみません・・」と出て行きます
草若師匠は、草々に「落語家に向いてないのはお前のほうや・・相手を見て言葉を選んで物を言え・・」と静に諭します・・
喜代美は清美と一緒にいると嫌な自分があふれてどうにもならない状態になってしまうのです・・
草若師匠は、しょんぼりしている喜代美にお茶をいれてくれながら。
「心がぬくもったとき、清美ちゃんに謝っとけ・・」と言います
翌日、奈津子(原沙知絵)にあんなおいしいお茶をのんだことなかった・・と話をしたところ・・
奈津子はにっこりと微笑んで、
「それはね、喜代美ちゃんがあったかいお茶を欲しいなと思ってるときに入れてくれたお茶だったからよ」・・「どんな世界でも最初は、お茶くみや掃除など雑用からはじまるんよ・・そうやって気配りっていうものを身につけていくんよ・・どないしたら相手が気持いいか、楽しい気分になるか・・ってね^^」
はっとする喜代美・・・その後、一生懸命、家事に励んだのはいうまでもありません・・
そんな喜代美に草若師匠は「明日から落語の稽古をはじめようか」と扇子と手ぬぐいを渡してくれたのでした・・・
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泣けるお話でした・・気配りの大切さを学びました・・・
奈津子さんも草若師匠もとても素敵です・・
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第8週「袖振り合うも師匠の縁」11/19〜11/23
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貫地谷 しほりさん(ちりとてちん)噺家「ほんまかいな〜
貫地谷の“告白”に渡瀬「敵です」
テレビ小説「ちりとてちん」初回視聴率は過去3位の低さ
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◆連続テレビ小説「ちりとてちん」 http://www3.nhk.or.jp/asadora/