2007年12月01日

和田小梅役の江波杏子さんのインタビュー記事

第9週の53回目で、小梅さんはスペインに旅立ちます・・しばらく姿を見れなくなるのでしょうか。寂しいです。NHK「ちりとてちん」のホームページで江波杏子さんのインタビュー記事がありました・・


---江波さんから見た小梅さんはどんな女性ですか
芸者さんという仕事を持ちながら家庭を築いて、ちゃんと生きてきたのだと思います。いい年の重ね方をしていますよね。しっかりしていて軽妙、そういう人間的な魅力も備えているチャーミングな人ですね。主人のことを「正太郎ちゃん!」って呼ぶのもステキです(笑)。そういう発想をされた作家の藤本(有紀)さんはすごいですね。小梅さんは年老いて穏やかなおばあさんではなくて、生き生きとしています。死ぬまで“現役”、みたいな(笑)。そういう女性に見えるように演じているつもりですが、どうでしょうか?

---三味線の名手という役。苦労はありましたか
女優というお仕事を長くさせていただいてますから、これまでお芝居の中でいろいろやってきましたよ。ピアノやお琴、三味線、謡(うたい)、その他にもいろいろなことに挑戦しました。でも私、人一倍不器用なんですよ(苦笑)。しかも今回はお師匠さんの役でしょう。指導の先生がきっちりされた方だったので、稽古は厳しいし、うまく できない自分が嫌で、正直途中で女優を辞めようかと思ったくらいです(苦笑)。もちろん精一杯やりましたけど、ご覧になっている皆さんにも下手で申し訳なくって…。
喜代美たちに三味線を教える場面がありましたけど、あのシーンも何だか全国の人に向かって指導しているような感じで、本当におそれおおいことでした。いつも何気なく見ていた三味線を弾ける方々、今の私にとっては神様ですよ。もちろん洋楽・邦楽に限らず楽器というものは難しいとは思いますけどね(苦笑)。
唄も実に難しかったんですよ。「扇蝶」という唄を最初の頃に唄いましたけど、トントンといくのは無理でしたね。ですから、亡くなった夫をしのびつつ、これからの孫のことを思いつつ、という感じで、ゆったりと唄わせていただいたんです(笑)。流ちょうに唄ったり三味線を弾くためには、きっと何年か練習する必要がありますね。

---今週は小梅さんに転機が訪れるようですが
死んでいった主人(正太郎さん)がね、喜代美にこう言ったんです。「一回きりの人生や、ぎょうさん笑ろうて生きていけ…」。喜代美は、その言葉の通りに生きていこうと思って、大阪に行き、本当にやりたいことを見つけて頑張っている。今週のお話では、そんな孫の姿に心を動かされた小梅が、突拍子もないことを言い出します。きっと喜代美の生き方の中に何か見つけるものがあったんでしょう。「ぎょうさん笑ろて生きていこ思たら、ぽーんと思い切りよう飛ばなあかんのかもしれませんなあ」というセリフがあるんですけど、あの年でそういうことに気づくというのは、すごいと思いますよ!私もそれなりに年を重ねていますが、いくつになっても生きる希望を持つことが大事だと思うの。あれを食べたい、見たい、したいっていうのがないとダメ。いくら年をとっても希望がなくっちゃ。だから小梅っていう人はステキな人だなって思いますよ。幸せなことに体も元気ですしね(笑)。

---貫地谷さんはどんな方ですか?
芝居に対してマジメにきちっと取り組んでいる方じゃないかしら。あれだけたくさんの落語を覚えていかなきゃいけないし、三味線もやらなきゃいけない。一つ出来たら、また次をやる、そうやってこなしていくのは、なかなか大変なんですよ。私もかなり大変ですけど、彼女はもっと大変よね。でも、ちゃんとクリアしてるんだから、すごいですね。

---ドラマのみどころを教えてください
ちりとてちん』をご覧になると、ほっこりしていただけるのではないかしら。懐かしくて、優しくて、切ない。それから、希望もあって…。私、開高 健という作家が大好きなのだけれど、彼の書く小説にもどこか似ている。甘い辛い、熱い寒い、必ず全部表裏一体になって、お話が進行していく。そんな所がね。それって人間の真実だと思いますよ。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/topics/16_int/index.html




posted by ちりとてちん at 23:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちりとてちんよもやま話
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