ムリをしたら命に関わる・・という状態だったのです。
喜代美は工房からカセットレコーダーを病室に運び、おじいちゃんに聞かせます・・
おじいちゃんは目を開けて、喜代美に語りかけます。
「お前はこれからぎょうさん、笑え。一回きりの人生や、ぎょうさん笑ったほうがエエ・・。
お前に会って思い出した・・愉快なときは笑うたらええ。
すぐ笑うたらよかった・・正典が帰ってきたとき、よう、帰ってきたなと言ってすぐ笑うたらよかった・・・
よう帰ってきてくれたなー」
おじいちゃんは亡くなりました・・
お通夜の席上、正典と弟は、跡継ぎの件で言い争いになります・・・
そこへ、祖母・小梅(江波杏子)は、「誰も悪くはない・・みんなでゴハンを一緒に食べられただけでよかった・・」と言います
そして、糸子(和久井映見)は、箸職人になることを「あきらめたらいかん・・」「頑張って」と励ますのでした・・